独立するうえで準備しておきたいもの

システムエンジニアとしてのスキルを積むと、将来的に独立を考えるようになる人は少なくない。
独立することで収入アップを図れたり、知名度をアップさせて新たな仕事の機会を得たりできる可能性があるからだ。
同時に、独立を考える場合は必要になるものも出てくるため、独立前に何を準備しておくべきかを把握しておこう。

独立するには、いわゆる開業資金が重要だ。
例えば、フリーがオフィスを開設する場合、賃料などのお金が発生する。
他にも新たにパソコンなどの電子機器を揃えたり、オフィスに必要なオフィス家具などの調達も行わなければならない。
そこで大体の予算を立てて、予算内でやりくりできるかを事前に計画することが大切になる。
もし自宅をオフィスとして使うのであれば、賃貸の場合なら経費に算入することもできるので、事前に把握しておくと良いだろう。

フリーとして独立する場合、法人を設立するかどうかも検討しておきたい。
個人事業主としてスタートすることもできるが、スタッフを雇う予定を立てている人もいるだろう。
そのためには、賃金の確保に加えて法人の設立費用となる資本金などを用意しなければならない。
オフィスを外部に構えて法人を設立する場合、少なくとも200万円から300万円の費用がかかることも覚えておこう。
フリーとして独立するのであれば、最初は小規模もしくは個人からスタートし、その後徐々に範囲を広げていくことで失敗するリスクを抑えることができる。